TOSHIBA Libretto 50 の紹介
このパソコン、TOSHIBA Libretto 50 は、当時、世界一小さいWindows95パソコンと言われたパソコンです。MPUは、ペンティアムの75MHzです。今となっては相当に遅いですが、当時はデスクトップでも130MHzと、そういう時代だったと思います。
使用上の耐用年数を過ぎてからも、小型で、持ち運びを考えてあるので、省電力になっていたため、UPS（無停電電源装置)付きのサーバーマシンとして使えると言うことで脚光を集めていました。
使用上の耐用年数を過ぎた後、延命させるに当たっての弱点は、メモリが16MB、増設して合計32MBしかないこと、USBが無いこと、PCカードスロットがカードバスではないことです。あと、その後にインターネットが流行りまして、ブラウザの画面がパソコン画面の左側しか写らなくて、右側が画面の外にはみ出てしまうことが起こったので、インターネットを見るにはとても使いにくかったです。それ以外は使えていました。Librettoとしては、20、30に次ぐ3代目のパソコンです。
なんだ、どうした
あるとき、パソコンを使っていると、いきなり電源が落ちました。はてな。。その後、起動しません。FDDを繋いでも、起動するはずが起動しません。はああ。。。BIOSが死んだか?。。。あまりにもあっけない、突然死でした。
ところが。。。
ところが、バッテリーを外したり何度か試しているうちに少々復活したのです。BIOSの表示が出ました。少なくてもCPUは動いているわけです。メモリーチェックがされて、画面の数字が増えていきます。3???KB。。。はあ???32MBあるはずが、3MBしかないって言っているわけです。。。
なんじゃろっっーーーーー。何度か試していると16MBになったりします。32MBまで行くこともあります。やった直った。。。。ところがそうは甘くなかった。。。
Win95 起動後リセット
無事にWindowsが起動して、やったーと思ったのもつかの間、その後自動的にリセットしてしまいます。がーーーーん。その後何度も起動して何度も自動リセットを繰り返して、。。。
予想
どうも、メインメモリの故障みたいです。このパソコンのメインメモリはメイン基板に直付けです。なので交換することも出来ません。何とかたまたまメモリチェックを通っても、Windowsがそのメモリの部分を使った場合にそこでメモリーのエラーが出て、CPUは異常に気づくわけですが、復帰も継続も出来ずにリセットが掛かります。ひぇ〜。
そこで対策
メモリを使ってエラーになるんだったら、そこだけ使わなきゃいいじゃん。とっても簡単なことですね。ところが、そんなことするすべは無いみたい。Windowsの起動前にHIMEM.SYSというハイメモリードライバーというソフトを読み込みます。このドライバーが1MB以上の全てのメモリを管理しますが、このドライバーにそこは使うなと教えてあげればいいのですが、そんなこと出来ない見たいです。
DOSでつかうか?
あと考えられるのは、1MB以上を絶対に使わないと分かっているMS-DOSで今パソコンを使うとか、HIMEM.SYSの前後にドライバーソフトを作って、組み込み、そこの悪いメモリの部分をそのドライバーが確保して、使っているよっていう状態にすれば、Windowsは悪い部分はつかえないので誤動作しないのではと、そんな風に思いました。私にもっと知識があれば出来そうだと思うのですが、今はなかなかその手の資料を集めるのも大変です。このようなことを使用とすれば刈らず必要ですが、普通の開発の世界ではもう過去のものとのあっていて書籍も見つからないだろうし。。。とほほほ
後しなければいけないのは、メモリのどこが壊れているかということです。メモリチェックソフトなんて昔はあったような気がしますが、今はそんなの見たこと無いですね。
続きです。→ 内蔵メモリの破損対処法