================================================================= 交通事故に遭うとどうなるか 第25回 事故後の夜、そして病院 ================================================================= 　15年程度、無事故無違反。それが、たったの1ヶ月で2件。 　1件目の事故が落ち着いた2週間後、今度は煽ってきていた車に追突さ れました。 　追突事故のあと、ディーラーの工場へ行って修理の見積もりを取りま した。そして家に帰り、家族を迎えに駅に行き、そしてWebで調べます。 　そうしていると、首もかなり痛くなってきていましたが、腰も痛み始 めました。そうして、夜寝るころになるとかなり痛み出し、布団に寝る のが非常に苦痛な状態になりました。事故当時ほとんど何もなかったの にこのように痛み出すのに驚きました。やはり、なんともなくても痛く なるって事はあるのだなあと納得します。横になって腰を丸めておけば いいのだけれど、普通に仰向けになると腰が相当痛んで寝ていられませ ん。 　翌日、かかりつけの近所の病院へ行きました。Webで情報を得ているの で、当然のことながら健康保険で治療を受けようとしました。ところが、 病院は「健康保険は使えません。」の一点張りです。別な事務員は「届 け出れば使えます。」と言ったかたもおりましたが、メインで対応した 方は「使えません」と言うだけです。 　本当はここでほかの病院へ行けばよかったのです。こういう事態になっ たら、すぐに転院なり、ほかの病院へ行ってください。健康保険は使えま すし、厚生省は昭和40年ころより幾度も「病院の窓口で、健康保険も使え ることを案内するように」と言う通達を出しています。つまり、保険診療 とかそういうところだけ国の制度を利用して、自分の都合の悪いところは 無視すると言う人道的にかなりあくどい事をしているわけです。 　どうしてほかの病院に行くかと言いますと、交通事故で治療した場合に 診療明細書や、後遺症診断書などを書いてもらわなければならないのです が、健康保険で治療をしていると、書いてもらえないのです。まともな病 院なら問題ないようですが、すでに初めからまともじゃないとわかってい る病院にこれらを求めるのは非常に困難でしょう。レントゲンのフィルム なども貸し出しを受けないといけないし、後々嫌がらせを受けること必至 です。 　私はあまり後の処理を知らなかったので、厚生省のホームページで健康 保険が使えることが分かっていましたから、後でどうにもなるだろうと思 ってそのまま受診しました。これが間違いの元でした。交通事故での被害 に続いて、病院からも被害を受けることになったのです。そして、その被 害は今も続いています。 　前回の事故のときに厚生労働省のページではなくて、厚生省のほうのWeb に、病院向けのマニュアルが公開されていました。この中に、交通事故患 者に案内するように説明があります。厚生労働省になって、厚生省のペー ジがなくなってからはこのマニュアルは発見できませんでした。 　さて、いったん治療の話に戻ります。整形外科を受診し、看護婦さんに 話を聞かれ診察前に首と腰のレントゲンを取りました。今は看護婦さんと 言う言葉はなくて、看護士と言うらしいです。昔は看護士と言えば男と決 まっていましたけど。それで、診察の結果は特に異常なしでした。診断は 頚椎捻挫と腰椎捻挫でした。診断では、事故状況と自分と相手の車の破損 状況、どんな車かを聞かれました。それで、大体の破損状況で怪我の状態 を判断していたようです。痛み止めの飲み薬と、シップ(経皮吸収鎮痛抗 炎症貼付剤）とローション(経皮吸収型鎮痛消炎剤)と出ました。 　「診断書はどうしますか」と聞かれましたが、相手は保険を使うつもり が無いようでしたから、直接お金を請求することになるのだと思いました。 これはどうするのか相談しなければなりません。このため、「相手の出方 によって必要になるので今は要りません。」のように言ったと思います。 後日必要であれば出しますからと言われてそのまま帰宅しました。 　このとき、「相手の出方によって」などと曖昧な答え方をしてしまった ので後々問題になったのかもしれません。もっと詳しく、「相手が任意保 険で対応しないで自費で払うようなので、相手が払ううちは必要ないです。」 みたいな言い方をすればよかったと思います。ただし、このとき診断書は もらっておくべきです。 　シップ薬と塗り薬(ローション)が出たわけですけど、これの使い方は特 に指示は無かったです。薬局では同時に使わないようには言われましたが、 使い方の指示を受けたのは初診から1ヵ月後でした。（どうなってんでしょ） 　ちなみに薬局では「健康保険は今日は使えません。届出すれば使えます。」 と、模範解答が返ってきました。(別な薬剤師は使えないといっていたけど） 病院で揉めてきたばっかりだと言ったから、それなりに対処したのでしょう か。 　次回に続く。次回は、かなりすんなり進む話しと、またまたとても信じられ ない出来事が起こります。 　感想、要望、不明点などありましたら、下の登録解除のURLから匿名でで きます。 自作ソフトの紹介です。 Sibanobu PicExpander 　PicExpander はドラッグアンドドロップで画像サイズを連続変換するソフト ウエアです。閲覧モードにすると大量の画像を連続して高速閲覧することがで きます。私の場合、デジカメの画像をWeb用の小さな画像に一括して変換する ためと、デジカメで消えた写真を復活した後に縮小してメールに添付するのに 使用しています。 http://hp.vector.co.jp/authors/VA006130/picexpander/ ----------------------------------------------------------------- 発行人：しばのぶ sibanobu@nifty.com 登録解除：http://homepage2.nifty.com/siba-nobu/tr_acc/ 感想は、上のURLから匿名でできます。 このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用 して発行しています。http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000115004) -----------------------------------------------------------------