================================================================= 交通事故に遭うとどうなるか 第38回 損害調査、上司対応 ================================================================= 　15年程度、無事故無違反。それが、たったの1ヶ月で2件。1件目の事故 が落ち着いた2週間後、今度は煽ってきていた車に追突されました。 　相手の任意保険会社に車を見せるために、修理を依頼する予定のディー ラーのサービス工場で車を見せることになりました。ところが、あれだけ 時間を確認し念を押したのに、相手は時間に現れませんでした。任意保険 の担当者も長期不在で、調査会社のかたと再度日時を設定してディーラに 持ち込みます。 　実際に修理をするのではなくて、見積もりを取るだけ、あるいは車を相 手に見せるだけなのに、なぜ修理先まで車を運んで行かなければならない のでしょう。私としてはこれは良く分かりません。別に私の自宅へ来たっ ていいはずです。車のありかによって、車の傷が変化するはずもありませ ん。 　なにやら良く分かりませんが「協定価格」と言うのに関係があるようで す。協定価格というので修理するんでしょうか。さっさと修理してくれる のなら問題ないですけど、こちらに得するような何かは無い気がします。 向こうの保険会社に一方的に利益があるんでしょう。そのためにわざわざ ただでやってあげるのが馬鹿らしい気もします。 　ディーラーの工場では、修理をした途端に保険会社が払わないと言い出 してディーラーや被害者がもらいはぐれる例があるので、修理費を振り込 んでもらってから修理を依頼するように言われています。 　事故後、事故相手の依頼でディーラーに1回目の訪問をしています。こ の日はディーラーで見積もりできる方がいないと言うことで、2回目に見 積もりをもらっています。それで、3回目、今度は相手の任意保険会社の 依頼で見せるためだけに持って行って、すっぽかされます。その後、今回、 実に4回もディーラに持ちこみさせられています。事故に遭うとこういう のもただで何度やらなければいけないようです。 　さて、ディーラーへの車の持ち込み4度目にして、今度は相手の任意保 険会社が依頼した損害調査会社の方と無事に会うことができました。ディ ーラーは一切ノータッチでした。(ディーラーは場所を貸しただけ?） 　車の後部の破損箇所を説明しましたが、大体経験上分かるようです。特 に何もトラブルもなくあっさりと終わります。車検証などと走行距離も確 認もしていました。故障箇所はデジカメで撮影していました。デジカメに は証拠能力はないはずなんですけどね。。。とりあえずはそれでいいのか な。 　この損害調査会社のかたとはそれっきりです。私が依頼したわけじゃな いので何一つ情報は来ませんし、尋ねても相手の任意保険会社は一切教え ません。相手の見積もりでいったいいくらの修理費に相当するのか、ディ ーラーの見積もりが妥当なのかどうか、全く持って不明です。 　その後、相手側任意保険会社の担当者が長期不在なので電話を受けたか たに事情を話すと、担当者がいないと分からないと言って研修から復帰す るまで待つような話をされます。人を犯罪者扱いして悠長なと言うことで、 1日も早く冤罪を晴らしたいとお願いして別の方から連絡をもらうようにし ました。 　その第2の担当者は上司だそうです。それで、無断で長期にわたって不 在な点を指摘すると、「特に問題ありません。被害者に断って不在にする 義務はありませんから。」だそうです。不在と言うだけで迷惑と言う普通 の感覚ではないようです。家に電話が来て不在の場合、別に悪くはないで すが、「不在にして失礼しました。」くらい言うものですけど、また、会 社で不在の場合にはほかの方に引き継げるようにしておくものですけど、 この会社ではそういうことはないようです。 　車の後部が破損していますから、破損したままだと、もし次に追突を受 けた場合に困ることになるのです。バンパーなど、破損することでショッ クを吸収し、ぶつかった相手と乗車している人の怪我を少なくさせるよう になっています。 　破損したままと言うことは、ショックを吸収する部分の余裕が少なくな っていることを意味します。場合によっては、破損していない車に乗って いてぶつかられたときは助かったけど、破損した車に乗っていて同じ衝突 の場合には死亡しましたってことも有り得ることです。 　それで早く修理をして欲しいと依頼しましたが、過失割合に納得して示 談をした後でしか支払いはしませんと言うことで修理はしてもらえません でした。それどころか、「勝手に自分で修理をしたら良いでしょう。」と 言うことで、車はその後ずっと、今でも破損したままになっています。 　ネットで色々調べていると、次のような事例が見つかります。保険会社 が事故状況を捏造して、払わないと言う例があったり、また、加害者は赤 信号で進入してしまったと認めているのに保険会社は黄色だと言い張って、 その結果解決しないと言うものです。 　後者の例は、被害者側が加害者を厳罰にするように求めたりしているよ うでした。この場合悪いのはお金を払いたくない保険会社と、それから、 保険会社と自分と相手の立会いのもとで、はっきりさせない加害者です。 　間に入った保険会社が色々と工作すると言う話はちらほら見当たります。 もし加害者になってしまったら、保険会社が変なことをしていないか充分 に確認する必要があるでしょう。そのためには被害者へもちょくちょく連 絡を取って進行具合も双方から聞いたりする必要もありそうです。 　私の場合も、もしかしたら、相手の加害者は悪くないのかもと言うこと が考えられました。このむちゃくちゃな対応は保険会社だけが悪くてこの ような対応になっているのか、それとも、加害者が悪くてこのような対応 になっているのかと言うことです。 　これには相手に連絡を取ってみるほかありません。しかしながら電話す ら通じません。それなら手紙にしようかなどと考えていました。 　実は事故の当日を思い出してみると、加害者は「払いますから。」と言 っています。「足りなければすぐ下ろしてきて払いますから」これはある 程度全てに近いくらい払う気があると言うことを意味します。この時点で は過失を100%認めていることになります。保険会社によると、この言葉は 100%認めるに等しいようで、ちょっとあわてています。 　これを保険会社に言うと、「それは聞いていません。確認してみます」 と言うことでした。その後また数日間空白があきます。この辺りからかな り記憶がありません。健忘症と言うわけではなくて、記録をつけていなか ったばっかりに日時などがあやふやです。とにかく事故にあったら、ノー トにつけておいたほうが良いでしょう。 　 　 　保険会社が確認しますと言った後の数日後、いきなり加害者から電話が 入ります。次回はその内容からはじめたいと思います。 　感想、要望、不明点などありましたら、下の登録解除のURLから匿名で できます。 パソコンの調子が悪いので、復元ポイントから以前の環境に復元したら、 ソフトなどの実行ファイルが全て消えてしまいました。皆さんもご注意く ださい。 ----------------------------------------------------------------- 発行人：しばのぶ sibanobu@nifty.com 登録解除：http://homepage2.nifty.com/siba-nobu/tr_acc/ 感想は、上のURLから匿名でできます。 このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用 して発行しています。http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000115004) -----------------------------------------------------------------