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http://www.lifecard.co.jp/card/campaign/uniq/index.html
執筆日:2006年12月26日
最優秀賞
株式会社ライフの「ライフMasterCardコーポレート発行記念“Unique”自慢キャンペーン」で写真復活サービスが最優秀賞になりました。発表のソースは
ライフカードのページ
の「トピックス」の所から見ることができます。
感謝
ライフカード様やMasterCard様にはもちろん感謝しております。そのほかにも多くの方々がおりまして、皆様に感謝いたします。
ご利用くださった皆様、ご支援いただいたり深いご理解をいただいたり、元気をいただいた皆様もおられます。皆様がいらっしゃらなければ続けてこられませんでしたので受賞も有り得ませんでした。深く感謝いたします。ありがとうございました。
このほかにも、当方作のフリーソフトウエアをご利用くださった方々、ソフトウエアが収録された雑誌をご覧になった皆様、これもきっかけのひとつであると思います。
ライフ社からの取材について
取材は既にお受けしました。横浜までいらしていただきました。横浜と言いましても都会の風景の地区ではありませんが、わざわざ私の自宅に来ていただきました。ライフ社のWebには取材の内容のほかに写真も公開されるようです。仕事場は自宅ですので写真を撮影するような場所には困りました。といっても断るわけにはいきません。受賞の条件のうちのひとつでしょうからお受けするしかないわけで、お客様を通せる部屋の中で唯一考えられたのがあの場所です。仕事場は本当は台所です。でも、あの状況で写真がうまく写っているか心配です。写真がうまく写っていないのでライフ社からこちらで撮影して送って欲しい言われたら、どうやって見繕ったら良いものか。
発表時期について
取材いただいたときにもっと別な時期を教えていただいていまして、それよりも相当早い発表だったので驚いています。発表はソースの日付から12月25日のようです。クリスマスプレゼントでしょうか。残念ながら発表を知ったのは26日の深夜でした。私が教えていただいた時期は取材の内容が公開される時期だったかもしれません。
復活作業の状況について
これを書いている時点では、発表されたばかりなので今のところ特に反響はありません。通常通りの復活作業が可能です。破損の状況によって長期にお預かりすることもございます。
2007年5月22日追記
やっと発表されました
ライフカードのページでやっと発表になりました。当初は1月に発表と聞いていましたので長かったです。何かの原因で中止になったのかとも思いました。3月に御連絡いただいて、原稿を書き直しということになりまして、確定申告の時期で苦労しました。
復活作業は図書館にばらばらにある本
復活作業では、膨大な数(400万個)から、いくつかのたくさん(6000個)を順番に見つけなければいけません。調べてたら、蔵書が400万冊の図書館って無いんです。国内最大級の図書館で152万冊しかないのです。大きな図書館をさらに数倍したうえに、書物の背ラベルが全く分からないという条件も必要になります。
なんか良い例えはないものかと調べてみました。紙1枚の厚さを0.1mmで計算すると、400万枚の紙を重ねると、富士山よりも高い4000mになります。積み重ねて富士山より高い(順番がばらばらの)書類から6000枚を抜き出して全く順番を間違えないで積み重ねる、これが実際に近いかもしれません。
数値の根拠が必要なかたのために書くと、2GBの記録メディアだとすると1つの記録単位は512byteなので、2*1000*1000*1000/512 =3,906,250 で、記録する1つの区画の数は約400万個になります。写真ファイルの大きさは縦横のドット数や撮影した写真の中身と圧縮率の設定によって変わりますが3MBとすると、3*1024*1024/512=6144 で、約6000です。
ただ、少しうそが含まれていまして、6000個が全部ばらばらかというと、これが32個ずつ組になっていたり、普通であれば連続していたりします。(一番最後のコマではないコマを)1コマ削除などをするとこれがばらばらになっていきます。これを組み立てるというのは大手ですらやらないようです。
書類の山はあるのか
富士山以上の書類の山なんですが、実はこれが全く見えないこともあります。大抵はこの段階でアウトでしょうし、ソフトを使ってもこれは見えませんから、おそらくかなりのかたがあきらめていると思われます。復活できるかもと気づいてくれるだけでかなり近づいてはいますが、それだけではなくて、どうすれば復活できるか選ばなければいけないのが難しい所だと思います。あきらめてしまった写真は、実はまだ可能性があったのかもしれません。業者にも色々と得意不得意があるようで、ほかで復活不能なメディアでもうちではあっさりできる例も多いです。
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